
「今日は何曜日?」「何日だったっけ?」 さっき答えたばかりなのに、数分後にはまた同じ質問。
母に悪気がないのはわかっていても、
何度も繰り返されると、ついつい「さっき言ったでしょ!」と声が尖ってしまう……。
そんな自分に自己嫌悪を感じているのは、私だけではないはずです。
なぜ高齢者は日付がわからなくなるのか?
高齢になると、外出の機会が減り、
毎日の生活に変化が少なくなります。
特にコロナ禍を経てその傾向は強まり、
**「今日がいつか」を意識するきっかけ(見当識)**が薄れてしまうそうです。
私たち現役世代でも、連休が続くと曜日感覚がなくなることがありますよね。
毎日が日曜日のような母にとっては、なおさら難しいことなのだと気づきました。
「紙の日めくり」を断念した理由
最初は昔ながらの「紙の日めくりカレンダー」を考えました。
でも、母が毎日忘れずにめくる姿が想像できませんでした。
めくり忘れると、日付が過去のまま止まってしまう。
逆に何枚もめくってしまうかもしれない。
これでは余計に混乱を招くだけ。
そこで、自動で日付が変わる「デジタルの力」を借りることにしました。
私たちが救われた「デジタル日めくりカレンダー」

購入したのは、曜日と日付が大きく表示されるデジタル時計です。
これを選んだ決め手は、以下の3点でした。
「曜日」がとにかく大きい(高齢者には日付より曜日が重要!)
電池を入れるだけで設定不要(電波時計なら狂わない)
どこにでも置ける自立式
「時計見て」が、親子の合言葉に
この時計を置いてから、私のストレスは劇的に減りました。
母が「今日は何日だっけ?」と聞いてきたら、 **「あの時計を見てみて」**と返す。
母が自分で確認し、「あぁ、火曜日か」と納得する。
たったこれだけのことで、私の「何度も答えなきゃいけない負担」と、
母の「何度も聞いて申し訳ないという気まずさ」が解消されました。
大きな文字でパッと目に入るので、母も自信を持って過ごせているようです。
まとめ:介護に「便利な道具」が必要な本当の理由
「何度も聞かれるたびに、仏様のような心で答えられたら……」 そう思うこともありますが、
介護している家族は神様ではありません。
イライラしてしまうのは、
あなたが毎日一生懸命に向き合っている証拠です。
だからこそ、便利なアイテムに頼っていいんです。
道具を使ってストレスを減らすことは、
親に優しくあり続けるための「防衛策」
もし同じ悩みでイライラしているなら、
ぜひ「デジタル日めくり」を試してみてください。