「子宮筋腫、どうする?」 独身のうちは自分だけの問題だと思っていたことが、結婚した途端、一気に「家族の問題」になりますよね。
旦那さんに病状を打ち明ける時の、あの胃がキュッとするような申し訳なさ。 「半年〜1年は妊娠できない」「出産は帝王切開になる」という現実を突きつけられた時の絶望感。
今回は、40歳という年齢で手術を決断した私の、葛藤と心境の変化、そして「手術後の今」をリアルに綴ります。
1. 結婚早々、突きつけられた「手術と不妊治療」の現実
新規の婦人科を受診した直後、旦那さんにすべてを話しました。
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手術後、子宮の回復に半年〜1年はかかること
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自然妊娠を待たず、体外受精を勧められたこと
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出産するなら「帝王切開」が必須になること
旦那さんの顔が暗くなるのを見て、「私と結婚したばっかりに苦労をかける」と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。私だって、結婚したばかりでこんな重い話をしたくない……。
でも、そこで旦那さんが言ってくれたのは、**「子供のことより、まずは君の体をどうするか考えよう」**という言葉でした。
その一言で、「一人で抱えなくていいんだ」と、結婚して初めて感じる心強さを実感したのです。
2. なぜ「独身」の時に決断できなかったのか?
振り返れば、独身のうちに手術をするチャンスはありました。でも、当時の私にはどうしても踏み切れない理由があったのです。
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ライフイベントの重なり: 退職、引っ越し、結婚準備。心も体も余裕ゼロ。
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白無垢(しらむく)への不安: 人生一度の結婚式。術後の傷口で帯の締め付けに耐えられるのか、不安で仕方ありませんでした。(※経験者のブログでは、術後はワンピースが快適という声ばかりで怖くなったのを覚えています)
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リスクへの恐怖: 「まだ我慢できるし」と自分に言い聞かせ、全身麻酔の恐怖から逃げ続けていました。
でも、「逃げても筋腫は小さくならない」。これが動かせない事実でした。
3. 結婚後に「今だ!」と思えた3つの理由
私が40歳でようやく手術台に上がる決心を固めたのは、以下の3つが揃ったからです。
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「はっきり言ってくれる」主治医との出会い 「今の状態だと妊娠もしづらいし、あなたの生活も辛いままだよ」と、プロの視点で背中を押してくれる医師との出会いは大きかったです。
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旦那さんという「伴走者」の存在 一人だったらきっと、怖くて一生逃げ続けていたと思います。隣で支えてくれる人がいることで、ようやく恐怖を乗り越える勇気が持てました。
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「年齢」というタイムリミット 40歳。不妊治療の保険適用や、体力的なこと。もうこれ以上、先延ばしにする時間は残されていない。そう腹を括ることができました。
4. 手術後の今:子供がすべてではない。まずは「自分の体」を一番に
結果として、私は不妊治療はせず、子供を持たない人生を選びました。
手術前は「子供のために手術しなきゃ」というプレッシャーもありましたが、今は、子宮筋腫という大きな心配事がなくなった体で、旦那さんと二人、穏やかで楽しい毎日を過ごせています。
もちろん「子供を産みたい」と願う人の気持ちは痛いほどわかります。 でも、同時に思うのです。子供が人生のすべてではないし、何より大切なのは、あなた自身が健康で、笑顔でいられること。
手術という大きな決断の先に、どんな未来を選ぶかは自由です。 子供がいてもいなくても、あなたが「自分の体を大切にする」という選択をしたのなら、それは間違いなく正解です。
まずは自分自身を、一番に労わってあげてくださいね。
5. 【準備編】入院生活を快適にする「ガチの愛用品」
手術を決めたら、次に気になるのが「入院の準備」ですよね。
私は10年間悩み続けて手術した分、準備にはかなり気合を入れました。実際に病院のベッドで過ごしてみて、**「これを持ってきて本当によかった!」**というアイテムを別記事にまとめています。
パッキングの参考に、ぜひあわせて読んでみてください。