ついに迎えた手術当日。10年連れ添った巨大筋腫とも、今日でお別れです。 「麻酔って怖くない?」「起きた瞬間、息はできるの?」 そんな不安を抱えている方へ、手術室に向かうまでのドタバタと、麻酔から目覚めるまでのリアルな体験を記録します。
1. 当日のスケジュールと「浣腸」の洗礼
手術は11:00開始の予定でしたが、朝からミッションが続きます。
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06:00 起床。10年育てた筋腫に心の中で「バイバイ」を告げる。
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06:30 検温・血圧測定。
そして、やってきたのが**「手術前の浣腸」**です。 看護師さんに液を入れてもらうのですが、これが人生初の衝撃。入れた後「少し我慢して」と言われるかと思いきや、「すぐトイレに行ってOK」とのこと。
駆け込んだトイレで、猛烈な腹痛に襲われました……。冷や汗が出て、暑くて思わず服を脱ぐほど。10分ほど格闘し、ようやく戦い(?)を終えました。
2. 絶食・絶水のルール
全身麻酔後の嘔吐や、それが気管に入るのを防ぐため、飲食には厳しいルールがあります。
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水分: 11:00手術の場合、09:00までは水か薄いお茶を少量ならOK。
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食事: もちろん絶食です。
3. まさかの「手術時間の繰り上げ」発生!
11:00開始だと思っていたら、急に**「10:00開始に変更になりました!」**と看護師さん。
「ええー!心の準備が!」と焦りましたが、待ち時間が減る分、恐怖心に支配される時間が短くなって、結果的には良かったです。
ポイント: 手術時間は前後の状況で早まることがあります。付き添いの家族には、予定より早めに病院に来てもらうよう伝えておきましょう!
4. 手術前の準備:服装と髪型
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服装: 手術着の下は基本真っ裸。私は生理中でしたが、看護師さんに伝えてショーツとナプキン着用でOKでした(子宮筋腫の手術は生理でも問題ないそうです)。
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靴下: 血栓予防の「弾性ストッキング」を履きます。メディキュットをさらにキツくした感じで、履くのに一苦労!
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髪型: ロングの方は、寝ている時に邪魔にならないよう**「左右ふたつ結びの三つ編み」**が絶対おすすめ。
5. 手術室へ:恐怖を勇気に変えた「看護師さんの一言」
手術室へは、看護師さんと歩いて向かいます。廊下を歩く間、怖くてたまらない私に、看護師さんがこう言ってくれました。
「〇〇先生は信頼できるし、腕も確か。全然心配ないですよ!」
このプロの一言で、「先生に身を預けよう」と腹が決まりました。3番手術室の「3」というラッキーナンバーにも勇気をもらい、いざ入室!
6. 全身麻酔にかかる瞬間:意識のスイッチが切れる
手術台に上がり、心電図や点滴がセットされます。
麻酔科の先生が「気持ちを落ち着かせる薬を入れますね」と言った直後、目の前がもやがかかったように白くなり、酸素マスクを当てられ……。
そこからの記憶は、文字通り「ゼロ」です。
まさに「電気がパチっと消える」感じ。気持ちいいというよりは、「意識が完全に飛ぶ」という感覚でした。気を失うってこういうことだったんだね。人生初めての経験。
7. 目覚めの瞬間:気管チューブの不安は?
「〇〇さーん、終わりましたよー!」 ガチャガチャと体が動かされる感覚で目が覚めた時は、もう病室に戻るベッドの上でした。
一番怖かった**「気管チューブ」**についても、起きた時には抜かれていて、刺さっていた記憶も苦しさも一切ありませんでした。ほとんどの人が記憶にないそうなので、ここも心配しすぎなくて大丈夫です。
まとめ:そして「人生で一番長い夜」へ
無事に手術は終了。でも、本当の戦いはここからでした。 麻酔が切れてくるにつれ、40年の人生で経験したことのない「辛い夜」が幕を開けます……。
術後のリアルな記録はこちら ⇒ 【術後当日編】麻酔ボタンを連打した過酷な夜と「後悔したこと」