子宮筋腫の手術をしてみて
私自身の結論から言えば
手術してよかった
もっと早くやっておけばよかった
と思ってます。
手術をしてよかったこと
生理の量が劇的に減った
巨大な筋腫をおなかの中で育てていた時は
とにかく生理の量が尋常じゃなかった。
恥ずかしながら、
仕事中
ナプキンを替えに行けず
ズボンに血が染み出してしまったことも・・・
今思い出しても恥ずかしくて
顔かから火が出そうーーーー
その時は何とか
ジャケットを腰巻して
就業時間まで乗り切ったけど
家に帰って
お風呂場で下着、ズボンを手洗いしながら
泣きそうになった。
年々増えて行った生理の量も
術後は
2日目は多いけど
それ以外はいたって普通。
生理ってこんなにラクだったの???
ってびっくりするぐらい。
もう、お漏らしすることもないと思ったら、ホッとした。
生理痛が楽になった。
手術前は
生理痛もひどくて
会社で座ってられなくて
早退させてもらうこともあった。
薬を飲んでも痛くて痛くて・・・
それが術後は
生理痛が全くないわけではないけど
生理中は、1回痛み止めを飲むぐらい。
薬もすぐに効いてくれるし、生活がしやすくなった。
夫婦生活の時の痛みがなくなった。
手術前は
新婚だったけど
夫婦生活が苦痛だった。
巨大筋腫があっておなかもポッコリ出てたから
上に乗られるのがしんどかったし、
痛いこともあって
あまりしたくなかった。
「筋腫があって、痛いから」と旦那さんには話してたけど、
結果、レスになって
旦那さんとの関係がぎくしゃくしてしまう時もあった。
術後は1か月は傷口が痛かったし
傷口を人に触られるのなんとなく嫌で
疎遠になってたけど・・・
1か月後ぐらいから
普通に営めるようになった。
夫婦仲もよくなったし、
やっぱりたまにはイチャイチャすることは必要だと実感。
股関節の痛みが楽になった
私の場合、筋腫が大小合計5つもあって
そのうちの1つが
左の股関節の神経に当たってたみたいで
股関節が痛くて
歩くのもしんどい時があった。
今は、股関節をねじっても痛くないから
動きやすいし
運動もしやすくなった。
筋腫のことを気にしなくてよくなった
20代半ばで
子宮筋腫があると婦人科で言われてから
いつもそのとこが頭にあって
年々大きくなってきてたし
不安で仕方なかった
- いつか手術しないといけないのかな。
- 手術って全身麻酔でやっぱり怖い。
- お腹に傷が残っても結婚できるのかな?
- 手術してもまた筋腫はできるかもしれないし、いつ手術するのがいいの?
- 仕事もあるし、休んでまで手術しないといけないの?
- 筋腫を小さくする方法はないのかな?
筋腫を取ってからは
どうしようって毎日考えることもなくなって。
その分他のことに目を向けらるようになった。
大袈裟だけど
人生が豊かになった気がしてる
手術後、辛かったこと。しんどかったこと。
よかったことばかりだけど
もちろんしんどいこともあります。
やっぱり
手術後の直後の痛み・・・
あの人生で味わったことのない
傷口とおなかの痛み
今でもトラウマになっているのか
たまに夢で見る。
また手術しないと医者から言われて
あの痛みが再びやってくるか・・・
と落ち込むし
不安で逃げ出したくなる。
なんとも恐ろしい夢。
もう二度と味わいたくない。
手術してから公共の温泉には入れる?
腹腔鏡手術とはいえ
手術でお腹を切られるので
傷口は残ってしまうけど
(私は下腹に7センチほどの傷もある)
徐々に目立たなくなってくるし
気にならなくなってきて
最近は温泉にも普通に入ってる。
他の人はそれほど私の下腹なんて見てないし
タオルで隠せるので、大丈夫でした。
まとめ
手術をするかどうか本当に悩むし
お腹を切られるのは怖いし
手術後の痛みは確かに痛いけど
痛いのは手術した日の夜。ほぼ1日です。
それを乗り越えたら
日にち薬でどんどん良くなるので
それを励みにがんばれる。
現在の体調が辛かったり
日常生活に支障をきたすときは
主治医と相談するのをお勧めします。