■ はじめに:一通の「重要そうな」ハガキが届きました
先日、わが家のポストに一通のハガキが届きました。

緑色の帯に白抜きで大きく**「重要なお知らせ」**の文字。
内容は、**「太陽光発電システムのFIT法改正による点検義務化について」**というもの。 「法律で決まったの?」「放置したら何か不都合がある?」と、真面目な人ほど焦ってしまうような書き方です。
でも、安心してください。結論から言うと、このハガキは**「公的な通知」ではなく、ただの「民間業者の営業DM」**です。
私が「怪しい」と確信したポイントを整理したので、同じハガキが届いた方はぜひチェックしてみてください。
■ 決定的な「怪しい」チェックポイント
1. 宛名に「自分の名前」がない
これが最大のポイントです。住所は合っているのに、氏名欄にはこう書かれていました。 「太陽光発電システムをご利用の方へ」
よく考えてみてください。もし本当に電力会社や公的機関からの「法的な義務」に関する通知なら、契約者である「あなたの名前」を把握していないはずがありません。 名前がないのは、**「あなたの情報を実は持っていない」**という証拠なんです。
2. 消印が「地元」ではない
ハガキの消印を見てみると、全く縁のない遠い地域の名前でした。 「地域密着」のような顔をしていても、実際は発送代行業者などを使って、全国に大量バラ撒きをしている営業であることがわかります。
3. 「義務化」という言葉で不安を煽っている
2017年の法改正でメンテナンスが推奨されているのは事実ですが、「このハガキの業者に点検を頼まなければならない」というルールは一切ありません。 「義務」という言葉で動揺させ、「無料」という言葉で家の中や屋根に上がり込もうとするのが、この手の点検商法の常套手段です。
■ なぜ、うちに太陽光があるってバレたの?
「情報が漏れてるんじゃ…」と心配になりますよね。でも実は、もっとアナログな方法で調べられています。
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Googleマップの航空写真: 空から見れば、どの家の屋根にパネルがあるか一目瞭然です。
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目視や登記情報: 住宅街を回ったり、誰でも見られる登記情報を確認したりして、「パネルがある住所」だけをリスト化しています。
つまり、「外から見てパネルが見えたから送っただけ」。 あなたの名前すら知らない状態ですから、個人情報が根底から漏れているわけではありません。安心してくださいね。
■ もし届いたら……絶対にしてはいけないこと
一番やってはいけないのは、**「あせってハガキの連絡先に電話をすること」**です。
一度電話をしてしまうと、相手は不安を煽るプロ。ずるずると「点検」の予約を入れさせられ、そこから高額な蓄電池や不要な修理契約へ繋げられてしまうリスクがあります。
■ 「怪しい」と思ったら試してほしい2つの自衛術
もし、あなたの元に似たようなハガキが届いて迷ったら、ハガキの番号に電話する前に、ぜひ次の2つを試してみてください。
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社名をネットで検索してみる 「(会社名) 評判」や「(会社名) ハガキ」で検索すると、同じように困っている人の声や注意喚起の記事が見つかることがよくあります。
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AI(Geminiなど)に相談してみる 今回、私はGeminiにハガキの内容を伝えて相談したところ、「法律の本当の意味」や「名前がないハガキの正体」を客観的に教えてもらうことができ、とても安心しました。
自分一人で抱え込まず、デジタルツールを賢く使って「客観的な意見」を取り入れるのが、今の時代の身の守り方です。
■ まとめ:賢い対処法
このハガキが届いたら、そのままシュレッダーにかけたり、ゴミ箱へ捨ててしまって全く問題ありません。
もし、本当に自分の家のパネルが心配になったら、ハガキの業者ではなく**「家を建てたハウスメーカー」や「設置した施工会社」**に連絡しましょう。それが、大切な家を守る一番確実で安全な方法です。
「義務」や「重要」という言葉に騙されず、冷静に対処しましょう!