「もう、私に合う人なんていないんじゃないかな……」 結婚相談所に入会し、数えきれないほどのお見合いを繰り返してきた。 連敗続きで心が折れかけていた時、ついにその瞬間はやってきました。
今の旦那様と出会った、あの日のお話です。
1. 「遅刻は厳禁」が引き寄せた、第一印象の確信
彼と初めて会ったのは、ホテルのロビー。 12時の約束に対し、私は「気合を入れ直そう!」と20分前に到着しました。
ところが、エレベーターを降りるとそこには見覚えのある顔が! なんと彼は、私よりもさらに早く到着して待っていてくれたのです。
「この人、すごく真面目な方だ」
お見合いにおいて、時間は誠実さのバロメーター。その瞬間に信頼度がグンと上がりました。 (どうしてもお手洗いに行きたくて、「すみません!」と正直に伝えて走ったのも、今では良い思い出です。笑)
2. 「形式」を破った彼の大胆な提案
結婚相談所のお見合いといえば、ホテルのラウンジで静かにお茶……というのが定番。 でも、私はあの独特の緊張感が少し苦手でした。「もっとリラックスして話せたらいいのに」と。
お手洗いから戻った私に、彼が言ったのは意外な一言でした。 「お昼、まだですよね? よかったらランチに行きませんか?」
この「デートっぽい」誘い方が、たまらなく嬉しかったんです!
彼は早めに来て、周辺のお店をこっそり下見してくれていました。 連れて行ってくれたのは、なんと高架下の串カツ屋さん! スーツと綺麗めワンピースの私たちは少し浮いていましたが、その「気取らなさ」が、私には最高に心地よかったのです。
3. 条件よりも大切な「波長」の正体
彼は少し人見知りなところがありましたが、私の質問には一つひとつ真剣に、まっすぐ答えてくれました。
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聞き上手: 私の話を、心から楽しそうに聞いてくれる。
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さりげない気遣い: ガテン系の彼は食べるのが超高速(笑)。でも、「急がなくていいよ、ゆっくり食べて」と優しく声をかけてくれる。
「私のことを見ていてくれる」という安心感。 条件を並べるより先に、**「この人といる時の自分が好きだな」**と思える感覚。 それこそが、私がずっと探していた「波長が合う」ということでした。
4. 10年かかったけれど、続けてよかった
ランチを終えてお会計。 「先に出ていて」とスマートに支払いを済ませてくれた彼。
「あぁ、楽しかったな。ここでお別れかな……」 名残惜しく思っていると、彼が少し照れながら言いました。
「あまり長居できなかったし、少しブラブラしませんか?」
その一言に、もう心はキュン!と。 お見合いが「デート」に変わった瞬間でした。
諦めなかった人だけが、次の扉を開けられる
実は私、ここに至るまで10年間も婚活をしてきました。 何度も心が折れかけましたし、「もう一生一人かも」と泣いた夜も何回もあります。
でも、諦めずに「新しい人に会うこと」を止めなかった。 とにかく会って、話をしてみる。その小さな一歩を繰り返した先に、自分に興味を持ってくれる、唯一無二の人が待っていました。
「続けていれば、希望はある」
今、婚活で真っ暗闇の中にいるあなたに、これだけは伝えたいです。 運命の人は、努力している人の前にひょっこり現れるものですよ。
今すぐ、あなたにできること
「お見合い」を「義務」だと思っていませんか? まずは、**「今日会う人と、1時間だけデートを楽しもう」**と決めるだけで、あなたの表情はぐっと柔らかくなります。一歩ずつ前に進んでいきましょう。