「40歳で念願の結婚!」
幸せの絶頂にいた私たちが、同時に直面したのが**「親の高齢化」**という現実でした。
アラフォーで結婚したとき、親はすでに70代。
「うちはまだ元気だから」なんて思っていたけれど、会うたびに小さくなっていく背中。
歩くスピードが落ち、飲み薬が増え、物忘れも目立つように……。
もし今、親が急に倒れたら? 入院費はどう払えばいい?
実は、「親が倒れてから」では遅すぎる問題がたくさんあるんです。
「家族でも引き出せない」銀行の壁
親が急に入院すると、まず直面するのがお金の問題です。
「親の通帳と印鑑さえあれば、なんとかなる」と思っていませんか?
今の銀行は本当に厳しいです。
たとえ実の子であっても、本人が窓口に行けない、あるいは意思確認ができない場合、1円も引き出せません。
「入院費を払いたいんです!」と必死に訴えても、
窓口では「成年後見制度を利用してください」と案内されるだけ。
しかし、この成年後見制度が曲者。
-
申請に1ヶ月以上かかる
-
費用が発生する
-
一度始めたら、親が亡くなるまで解約できない
親のお金で入院費を払うつもりが、結局子どもが何十万円も立て替えることになり、
家計が火の車……なんて事態は避けたいですよね。
親が元気なうちに必ずやっておくべき5つのこと
そうなる前に、今すぐ確認しておきたいポイントをまとめました。
1. キャッシュカードの「暗証番号」を聞いておく
窓口がダメでも、ATMなら引き出し可能です。 親が元気なうちに、カードの保管場所と暗証番号を共有しておきましょう。
高齢になると暗証番号自体を忘れてしまうこともあるので、家族が覚えておいてあげると安心です。
2. 医療費・薬局の「領収書」はすべて保管する
ここ、一番大事です!絶対に捨てないでください。
医療費が高額になった場合、「高額療養費制度」で後からお金が戻ってきます。
でも、遠方に住んでいると親がいつ、どこでいくら払ったか把握できません。
おすすめは、親の家に**「領収書ボックス」**を置くこと。
「整理しなくていいから、病院や薬局の紙は全部ここに入れて!」と伝えておくだけで、
後からの手続きがグッと楽になります。
3. 加入している「保険」を確認する
生命保険、自動車保険など、証書の場所と内容を確認しましょう。
もし聞き出しにくければ、年に一度届く**「控除証明書(ハガキ)」**をチェック。
どの保険会社と契約しているかだけでも把握しておけば、いざという時に問い合わせが可能です。
4. 入院時の「連絡先リスト」を作っておく
親の交友関係は、意外と子どもには見えないものです。
習い事の仲間、老人会の友人など、「もし入院してしばらく会えなくなったら、誰に知らせてほしい?」と軽く聞いておきましょう。
5. 「延命処置」の希望を確認しておく
入院した直後、病院から必ず聞かれるのが延命処置の有無です。
ベッドの上で苦しんでいる親に「延命しますか?」と聞くのは、残酷で勇気がいります。
普段の会話の中で「最期まで自分らしくいたいか、どうか」をそれとなく話しておくことが、
残される家族への最大の優しさになります。
まとめ:親はいつまでも元気じゃない
「まだ早いかな?」と思う今こそが、話し合いのチャンスです。
倒れてからパニックになるのではなく、笑顔で会話ができるうちに、少しずつ準備を始めてみませんか?
まずは100均の箱を一つ買って、**「領収書ボックス」**にすることから始めてみてくださいね。