久しぶりに実家に帰ると
親がおじいさん、おばあさんになっていることに驚きませんか?
そろそろ他人事だった介護が、自分の問題として見え隠れし始める時期。
でも、「寝たきりでもないのに、介護保険なんて大袈裟じゃない?」
親に聞いても「まだ必要ない」と断られるし……。
しかし、将来のためにも準備は早い方がいいんです!
親が日常生活を一人で送れていても、介護保険の申請はしていい。
むしろ、「元気なうち」に動くことこそが、親の自立を長く助ける秘訣でした。
1. 「まだ大丈夫」の裏にある、見逃せないサイン
介護保険には、要支援から要介護まで7段階の認定があります。
大きな怪我をして動けなくなる前に、親のこんな「小さな変化」に注目してみてください。
これが申請を考えるタイミング(サイン)です。
- 歩き方の変化:よくつまずく、壁や家具を伝って歩いている。
- 会話の変化:「昨日転んじゃって」という報告が増えた、同じ話を繰り返す。
- 家の中の変化:冷蔵庫に同じ食材が溜まっている、お風呂を面倒がるようになった。
- 電話の回数が多い:しょっちゅう電話をかけてきて同じ話をする、不安を訴える。
「年のせいかな?」で済ませてしまいそうなことばかりですが、実はこれ、「助けて」のサインかもしれません。
転んでそのまま寝たきりになる前に、介護保険の力を借りる準備を始めましょう。
2. まず、どこに行けばいい?(具体的なアクション)
「介護保険ってどこで申し込むの?」と不安になりますよね。
役所の大きな窓口へ行く前に、まずはあなたの街にある「地域包括支援センター」に相談しましょう。
ここは、高齢者の悩みを無料でまるごと相談できる、いわば「シニアのためのよろず相談所」です。
ネットで探すときの検索キーワード:
「(親が住んでいる自治体名) 地域包括支援センター」
(例:世田谷区 地域包括支援センター、横浜市中区 地域包括支援センター)
これで検索すると、自宅から一番近いセンターがすぐに見つかります。
もし親御さんと離れて暮らしているなら、「親が住んでいる場所」の自治体名で検索するのがポイントです。
【相談のステップ】
- まずは電話でOK:「まだ申請するか迷っているけれど、最近親が転びやすくて不安で…」と切り出すだけで大丈夫です。
- かかりつけ医にも一言:申請には医師の意見書が必要です。普段通っている病院の先生に「最近の様子」を伝えておくとスムーズです。
3. 「情報」は、不安を安心に変える武器になる
介護認定を受けると、ケアマネジャーさんという心強い味方がつきます。
プロに不安を相談できるのは、家族にとって本当に大きな救いです。
また、今の介護サービスは驚くほど進化しています。
私が調べてびっくりしたサービスをご紹介しますね。
- リハビリ特化型デイサービス:ジムのように通って筋トレができる
- 訪問リハビリ:理学療法士さんが家まで来てくれる
- 福祉用具レンタル:介護ベッドや手すりが安価に借りられる(補助金で住宅改修も可能!)
- 介護タクシーの利用:車椅子のまま乗れるので通院もスムーズです。
- 訪問美容室:家で髪をカットしてもらえる。外出が大変な時の強い味方!(※保険外ですがケアマネさんが情報をくれます)
- 訪問鍼灸:医療保険を使って鍼灸師さんに家に来てもらえる。マッサージもあって気持ちいいと好評です。
最後に:親が寝たきりになる前に
「親が寝たきりになったらどうしよう」「認知症になったら…」と一人で怖がる前に、
まずはどんなサービスがあるか、お近くの地域包括支援センターに話を聞きに行ってみてください。
早めに相性のいいケアマネジャーさんと出会い、情報を集めておく。
「情報」こそが、あなたと親御さんの暮らしを守る最強の武器になります。