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30代・40代女性へ:子宮筋腫の手術から7年、私の経験談

 

なぜ手術を決断したのか?当時の状況と症状

手術前の症状とつらさ

生理の量が多くて腹痛が激しいのは日常茶飯事でした。
特に辛かったのは、長時間のパソコン作業中に生理用品を交換できず、
経血が椅子にまで漏れてしまった時です。

男性ばかりの職場で誰にも打ち明けられず・・・
ジャケットを腰巻きにしてその日を乗り切ったのは、
今思い出しても顔から火が出るほど恥ずかしい経験でした。

生理痛がひどすぎて座っていられないこともあり、
会社を休む日もありませんでした。

11cmもの巨大な筋腫ができていたので、お腹にまるでボールが入っているような感覚で、
うつ伏せで寝ると圧迫されて気持ち悪い
下腹がぽっこり出ているのも、常に気になっていました。

将来への不安

子宮筋腫は閉経まで成長し続けると聞き、
生理がなくなるまでの数十年、ずっと不安を抱えて過ごさなければならないのかと考えると、気が遠くなりました。

生理が来るたびに、また経血が漏れるのではないかという心配でたまりませんでした。

もし妊娠できたとしても、「私の場合は赤ちゃんの邪魔になる」と医師に言われ、
妊娠・出産への不安も大きかったです。

性交痛と夫婦関

当時は結婚したばかりだったのですが、夫婦生活も筋腫のせいで積極的になれませんでした。

上に乗られるのが苦しいだけでなく、とにかく角度によっては痛みがあり、性交痛で正直楽しめませんでした。

でも、拒否し続けると夫との間に険悪なムードが漂うこともあり……。

今になって思えば、もっと早い段階で夫に辛い気持ちをしっかり話すべきだったと反省しています。

日常生活が楽しくない

仕事にも支障が出るし、常に筋腫のことが不安で頭から離れない。

そのせいで、思いっきり趣味の時間を楽しむこともできなくなっていました

なぜ最終的に手術を選んだのか?

正直、できればお腹は切りたくなかったし、全身麻酔も怖い。
入院も初めてだったので、不安でなかなか眠れない日々が続きました。

手術をしない方法として経過観察も続けていましたが、
日常生活の辛さが限界に達し、やりたいことを思いっきり楽しめない状況に我慢ができなくなりました。
結婚したばかりで妊娠の可能性もまだあったので、
「今しかない」と決心したんです。

薬物療法にも興味はありましたが、
医師から「半年しかできない」「薬を止めるとまた筋腫は成長し続ける」と言われ、
一時しのぎにしかならないと感じました。

副作用も心配だったので、薬物療法は選択しませんでした。

 

子宮筋腫の手術から7年、私の体はどう変わった?

私は腹腔鏡下手術を受けました。

傷口は開腹手術に比べて小さかったのですが
手術直後は激痛で眠れないほど辛く、
退院後も数週間はお腹に力を入れると痛みがあり、日常生活にも支障がありました。

しかし、手術から7年経った今、痛みは全くありません
傷口を触っても痛みや違和感は特にありません。

生理の量は2日目が多いものの、特に困ることもなく過ごせています。

そして何より、性交痛もなくなって夫婦生活も心から楽しめるようになりました!

うつ伏せで寝ても全く気にならなくなったし、手術痕もだんだん目立たなくなってきています。

デメリット、そして手術を決断して本当によかったこと

唯一デメリットを挙げるとしたら、
手術直後の痛みと辛さが強烈で、それがトラウマになっていることです。

正直、もう二度とお腹は切りたくないと感じています。

それでも、あの時思い切って手術をして本当によかったと心から思います。

「生理の不安から解放された」
「妊娠の心配がなくなった」
「夫婦関係も改善した」
「趣味の時間を心から楽しめるようになった」…

これらの変化によって、将来への不安が一切なくなり、日常生活を思い切り楽しめるようになりました

手術は私にとって、まさに人生の質を大きく向上させる転機だったんです。

今、手術を迷っているあなたへ:私のメッセージ

もし子宮筋腫の手術で悩んでいるなら、
「一人で抱え込まないで」ください。

あなたの悩んでいること、不安なことを、家族や友人、そして何よりも信頼できる医師に相談して、納得できる答えを見つけてほしいです。

インターネットの情報も参考にはなりますが、
最終的には医師からの説明をしっかり聞いて、ご自身がどうしたいのかを大切にしてくださいね。

自分の体を守れるのは自分だけです。
体を労わって、無理をしないことが大切ですよ。あなたの体が一番大切なのですから。

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