遠方に住む親と連絡が取れなくて、背筋がヒヤッとした経験はありませんか? 「もしかして倒れているのでは…」「詐欺の電話に騙されていないか…」 離れて暮らす娘・息子にとって、その不安は尽きることがありません。
今回は、2026年の最新事情を踏まえ、親のプライバシーを守りつつ、遠隔からでも安否を簡単に確認できる方法を厳選してご紹介します。
1. 昔ながらの「ポットで見守り」は今も有効?
まず頭に浮かぶのが、象印の「みまもりほっとライン(iポット)」ですよね。
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メリット: ポットを使うだけで「生きてるよ」というサインが届く。
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デメリット: 月額約3,300円(税込)というコスト。さらに、夏場は熱いお茶を飲まないため、安否確認が途絶えてしまうという弱点があります。
最近は、ポット以外にも「冷蔵庫の開閉」や「テレビの起動」で確認できるスマート家電も増えていますが、買い替えには大きなコストがかかります。
2. 郵便局の見守りは「日々の安否」には不向き?
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メリット: 直接顔を合わせて会話してくれる安心感。
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デメリット: 月額2,500円〜。しかし「月1回」では、急な病気や転倒には対応できません。
これは安否確認というより、孤独感の解消や生活の質の報告を受けるためのもの、と割り切るのが良さそうです。
3. 【2026年版】安くて確実なのは「人感センサー」
「カメラを置くのは抵抗がある」という親御さんに最適なのが、トイレの前などに置く人感センサーです。
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なぜトイレか?: 外出は毎日しなくても、トイレは必ず毎日行きます。
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最新の選択肢: 楽天などネットで4,000円程度で買える「SwitchBot(スイッチボット)」などの人感センサーが便利です。
スマホに「〇時〇分、トイレの動きを検知」と通知が来るように設定しておけば、朝起きたことが遠隔でもわかります。24時間反応がない時にだけ、こちらから電話をすれば良いので、お互いにストレスがありません。
4. 巧妙化する「詐欺・強盗」から親を守る対策
最近の詐欺は、還付金詐欺だけでなく、強盗の下調べを兼ねた「アポ電」など非常に凶悪化しています。
① 「合言葉」は今すぐ決めておく!
「自分は大丈夫」と言っている親ほど危ないもの。子供のピンチを装った電話に、冷静でいられる親はいません。
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ポイント: 「昔飼っていた犬の名前」「初めて旅行した場所」など、家族しか知らない具体的な内容を合言葉にしましょう。
② 最新電話機の「お断り機能」をセットする
最近の固定電話には、着信前に「この電話は録音されます」と警告を流す機能があります。これだけで犯人は嫌がって切るため、親が操作しなくても撃退できます。
5. 【重要】2026年問題「3G停波」に注意!
実は今、最も注意すべきなのが**「親の携帯がつながらなくなる」**リスクです。 2026年3月末でドコモの3Gサービスが終了します(au・ソフトバンクは既に終了)。 古いガラケーを使っている場合、いざという時に親から電話がかけられない、こちらからもつながらないという事態が起こります。早めに「かんたんスマホ」や4G対応ガラケーへの切り替えを済ませておきましょう。
まとめ:仕組みで守って、会話で繋がる
「何かあったら連絡してね」と言うだけでは不十分です。
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人感センサーで日々の動きを確認する。
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合言葉で詐欺を防ぐ。
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定期的な電話で「最新の詐欺の手口」を話しておく。
この「デジタルの仕組み」と「アナログの会話」の両輪が、遠距離介護の安心を作ります。
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